2026年の賃貸経営。防災が付加価値になる時代の内窓DIY

完成した内窓

2月から続いている不穏なニュース。石油や電気、これからどうなるんだろう……と、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

今は「引っ越しして心機一転!」という空気ではないかもしれません。

でも、先が見えない時期だからこそ、入居者さんが今一番求めているのは「この部屋、この窓なら安心だ」という安心感です。

特に、台風や大地震が激甚化している今、窓の強度や気密性を見直したいと感じる方も増えているようです。工業地帯やコンビナートが近い立地なら、なおさらです。

そこで今回は、私が実際に作った内窓DIYをご紹介します。女性一人で、数時間でできました。

15,000円以下で窓の防衛力を上げ、断熱性能も手に入れ、マスキングテープで原状回復も完璧。そんな実用的な選択肢をまとめてみました。大家さんも入居者さんも、お互いがこれなら安心と思える、今の時代にちょうどいい窓のアップデートです。

目次

まずは採寸して、ホームセンターへ

窓の縦横を測って、近くのホームセンターへ。今回アップデートするのは、和室の引き戸タイプの窓(1,785mm×1,300mm)です。

中空ポリカのコーナーに行くと、店員さんがQRコードを教えてくれた。読み込むと窓サイズを入力するだけで必要な材料が自動計算できる優れもの。これは助かりました。

迷ったのはポリカの色。白(2,150円)か、30円高いけど遮熱グレードの緑(2,180円)か。性能も捨てがたかったけど、やっぱり部屋の雰囲気も大事ですよね。白を2枚選びました。

フレームはバラで買うよりセット(7,980円)の方がお得と判断。ポリカと合わせてトータル約12,000円。マスキングテープをカゴに追加して、買い出し完了。

ホームセンター、2往復しました

中空ポリカは大きくて乗用車に入りそうにないので、ホームセンターで1カット100円でカットをお願いすることに。

ところが、1,305mmだったか1,350mmだったか急に自信がなくなって、一度家に帰って計り直した。「よし、1,300mmだ」と確信して、再びホームセンターへ。

カットしてもらって、いざ家ではめてみたら……1センチ短かった(怒)。

あんなに確認したのに!!

でもフレームで隠れる部分だとわかりセーフ。

なかったことにできる、原状回復の知恵

気を取り直して、組み立てに入ります。

賃貸オーナーとして譲れないのが原状回復。木枠に直接両面テープを貼る勇気はないので、まずマスキングテープをぐるりと一周。その上からレールを貼っていきます。

フレームのカットは、たまたま家にあったプラスチック用ノコギリで。店員さんに聞いたら「普通のノコギリで大丈夫ですよ」とのことだったので、特別な道具は不要です。

マステは、この窓サイズなら1本で足りました。 1センチ短かったポリカも、フレームの懐(ふところ)に助けられて無事に収まり、女性一人で数時間で完成!

安心をお互いの価値にする

これからの時代、入居者さんが物件に求めているのは豪華な設備より安心かもしれません。

この内窓DIY、大家さんが先に施工して「うちの物件はここまで考えています」と伝えるのもありですし、入居者さんが自分でやりたい場合も、これなら木枠を傷つけないので、お互いに安心できる選択です。

断熱性能が上がるだけで冬の暖房効率はぐっと変わります。大がかりなリフォームじゃなくても、小さな工夫が入居者さんの「ここに住み続けたい」につながります。

大家さんも入居者さんも、お互いが「これなら安心」と思える。そんな今の時代にちょうどいいアップデート。

まずは窓から、始めてみてください。

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